おっちゃんとわたし
それは6月30日、午前6時34分
私の携帯が鳴った。
こんな朝早くに鳴る携帯なんて、良い知らせではない。
恐る恐る携帯に出ると、泣き声の母親。
闘病中だった伯父が亡くなったとのこと。
凄くショックだった。
親戚の中では誰よりも可愛がってくれた。
一緒になってバカなこともしてくれた。
一番の仲良しの従姉はおっちゃんの息子と娘。
悔いはいっぱい残っている。
お見舞いに行けなかったから・・・。
というか、おっちゃんの家族の意向だった。
もし、遠くに住む私が度々、顔を出すと怪しまれるから。
病名告知はしていたのだけれど、不安にさせたくなかったのだ。
延命治療もしないということだった。
ここ数週間、入退院の連続だったという。
亡くなる前日、おっちゃんの息子夫婦、孫、娘たちと
楽しく会話ができたそうだ。
最後の言葉は
『●●●ちゃん(伯母の名前)おはよう』
だったそうだ。
新幹線があんなにも遅いと感じたことはなかった。
まだ横浜・・・まだ名古屋・・・まだ京都・・・。
そのまま、伯父のところへ直行した。
見たくなかった。伯母にしがみついて泣きじゃくった。
伯母はずっと『ごめんな、ごめんな・・・』と声を詰まらせて
謝ってくれた。
闘病生活に入ってから、伯父の顔をあまり見ていない。
そのことに伯母は謝ってくれていた。
それは仕方がないこと。伯父家族の事だから。
さて、おっちゃんよ。
どうしてくれようかな・・・。
いろいろといっぱい言いたいことはあるけど、
それはまた会った時にとっておくな。
大丈夫や。そっち行っても、お爺ちゃん居てるし、
ミーニャにもお願いしといた。
ミーニャが迎えに行ってくれるから。
尻尾をピンと立てて歩いてるから
見失うことはないよ。
それじゃ、また会う日まで。
ほな!!
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